ミニロトは、1999年4月から国内で販売されている数字選択式全国自治宝くじであり、毎週火曜日の夕方に抽選が行われています。
2005年4月から約3年間、テレビのコマーシャルやポスターなどでイッセンマンという愛称で親しまれていました。
形式としては、ナンバーズと同様に売り切れが無く、1から31までの中から好きな数字を5つ予想し、競馬や競輪と同様に予想的中者に賞金を配分する仕組みになっています。
1等の当選確率も約17万分の1と高めで、ロト6に比べて約35倍、最近のジャンボ宝くじに比べて約58倍も当たりやすいものです。
1等賞金は理論上1,000万円であり、当選口数により変動しますが、ほぼ毎回10口から30口程度の当選者が出ているため、安定している傾向があります。
1等賞金は法定上最高4億円に設定されており、今までに700回以上抽選が行われてきた中で3度だけ法定上限額が適用されたケースが存在します。
したがって、予想しにくいような組み合わせの数字が当たるとジャンボ宝くじにも匹敵するくらいの高額賞金が当たる可能性もあるのです。
海外にも、これと同じようなタイプの宝くじは存在します。
有名なのはアメリカのパワーボールで、日本と同様に遠心力を利用した撹拌式の抽選機で抽選が行われています。
1等賞金は日本円に換算して100億円を超える場合がありとても魅力的ですが、日本のミニロトに比べて約875倍も当たりにくくなっています。
日本では、こうしたアメリカの文化を取り入れてアレンジし、生まれたものだと考えられます。