資産運用と言えば、最も一般的なのは株式投資です。
企業のほとんどは株式会社として一般の投資家から資金を集め、それを設備の購入費や運営資金として事業を行います。
そして、事業で得られた利益を株主に分配し、これが配当金でインカムゲインと呼ばれるものです。
また、株式売却時の価格が購入時よりアップしていればその差額が利益となり、こちらはキャピタルゲインと呼ばれます。
インターネットの発達により、証券窓口まで行かずに家に居ながらにしてネットで株式投資ができる手軽さも好評で、株式へ投資する人も増えています。
勿論、資産運用としての株式投資にはデメリットもあります。
それは、企業の業績次第では配当金なし、あるいは購入時より値下がりしてしまうというリスクの存在です。
一方、企業の業績に左右されることなく安定した利益が期待できるのが不動産投資です。
あなたがアパートの大家になったと仮定してください。
大家は、アパートの入居者から毎月賃貸料を得ます。
これは、病気になり長期に会社を休んだり、定年退職して仕事を辞めても入ってくる安定した収入です。
勿論、企業の業績などとは無関係です。
また、不動産投資には土地への投資もあり、土地を購入した際の価格より販売時の価格が上回れば、その差額が利益となります。
とは言え、空き室が発生する可能性や土地の値下がりなど、不動産投資にもリスクがあります。
資産運用を計画している方は、投資にはリスクへの対応や投資先の分散など一般の人には簡単に対処できないマターも多くあるので、専門家と相談して始めるのも選択肢の一つです。