不動産業界には、全国規模の社団法人が複数あります。
その内の1つに、全国不動産コンサルティング協会(以下協会)という一般社団法人が存在します。
この協会の特徴は、不動産コンサルティング技能登録者で成り立っている組織だという事です。
不動産コンサルティング技能登録をするには条件があり、俗に宅建と呼ばれる「宅地建物取引主任者」と、「不動産鑑定士」という2つの国家資格を有していて、かつ実務経験が5年以上ある事となっています。
そして、コンサルティング技能登録者は、国土交通大臣のお墨付きをもらっている人たちです。
つまり、協会に所属している協会員は、不動産のプロであると言えます。
協会の事業内容は全部で10個あり、それらは協会の目的に近づくためのものです。
協会の目的は、安定した生活環境を国民が享受できる事に寄与する事で、そのために、不動産コンサルティングの世論の推進、また啓発宣伝を国民に対して行っています。
簡単に言えば、不動産コンサルティングについてより多くの人に知ってもらおうという事です。
また、協会に所属しているコンサルティング技能を持つ者の質をより向上させる事も行われています。
協会が設立されたのは、平成21年と新規の一般社団法人に該当します。
そのためなのか、都道府県別に設置されている相談窓口があるところとないところが存在します。
インターネットを利用しての相談も可能ですが、直接相談したい人は、別の不動産法人に相談する方が良いでしょう。
不動産に限った話ではありませんが、自分が良いと思う不動産法人を見つけるために、いろいろな不動産法人のサイトなどを参考にして考えることをお勧めします。