オーストラリアは現在、不動産バブルにより不動産の価格が高騰しており、賃貸マンションの家賃も上がり続けています。
不動産投資に興味のある方にとっては大変気になるところではありますが、オーストラリアは、外国人に対して不動産の規制をしていて、購入が可能な物件は限られており、また、購入する際にも色々と面倒な手続きがあります。
当然、多額の購入資金も必要となるので、普通のサラリーマンにとっては敷居が高いものになってしまうでしょう。
そこで、少額から出来る不動産投資を紹介します。
それは、東証に上場している、上場インデックスファンド豪州リートを購入することです。
通称「Aリート」と呼ばれるこちらを購入すれば、オーストラリアの幅広い不動産に分散投資することになるため、大変便利な商品だと言えます。
ニュージーランド地震はまだ記憶に新しく、不動産投資にとってはやはり地震が最大のリスクです。
しかし、このAリートは、そうした地震リスクもなるべく減らせるものだと言えます。
この銘柄は奇数月が決算で、2か月ごと分配金がもらえることになっており、今なら利回りは年率4%以上が期待出来ます。
ただし、やはり株式ですので、価格が下落するリスクはありますし、円高豪ドル安になると、この商品も値下がりする傾向があります。
しかし、不動産自体はなくならないので、値下がりしても長期で持って分配金を得るようにすれば、投資金額はいずれ回収することも可能でしょう。