投資を行う方法は沢山ありますが、株式などへの投資については、株価チャートの分析や各指標の比較など、複雑な計算や理論が必要となります。
また、金融先物取引では、デリバティブと呼ばれる金融工学を駆使した計算によって価格が決められており、さらに複雑な計算が必要です。
株価や金融商品については、その企業の業績などを分析する方法もありますが、不況と言われる今の時代に、企業の業績を予想することも大変難しく、これから成長が期待される企業を見極めることも難しい状況となっています。
そこで、確実な投資方法の一つとして注目されているのが不動産投資です。
不動産への投資と言っても、バブル景気時代のように、値上がりを期待して転売するのではなく、あくまでも不動産の家賃収入からの利益を見込んで投資を行うもので、この投資方法の利点は、長期的な投資計画を立てることが可能であり、資金調達と収入との比較で、実際の利回りを計算した上で投資を行うことができる所があります。
この利回りの計算については、シュミレーションによって購入のための資金を銀行から借り入れた場合の金利や、購入しようとする不動産の家賃設定によって10年程度で借り入れを返済することを目標とすることが理想です。
しかし実際には、空室のリスクや老朽化による修繕費なども含めた費用のシュミレーションが必要となります。
また、不動産投資では、入居率が高いことが重要なポイントとなることから、購入する物件の入居率等について周辺の不動産調査をすることが大切です。
人気のエリアで不動産投資をすることが、成功の鍵となります。