新興国への投資信託はBRICs諸国の商品が中心です

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新興国へ投資する投資信託が今注目されています。
注目されているのはBRICsと呼ばれる各国ですが、その中でも、現在も経済成長が続いている中国が最初に挙げられるでしょう。
日本から見ると政治的な問題などを抱えている他、内政面でのリスクも抱えており、賃金も上昇してきた事から輸出製造業には陰りも見えますが内需の高まりは魅力です。

また、同じく2014年にはサッカーのワールドカップが、2016年にはリオデジャネイロオリンピックが開催されるブラジルもBRICsの一国として、通貨であるブラジルレアルも金利の高さから人気を持っています。

ブラジルレアルに関しては、外貨建ての投資信託の通貨の一つにも組み込まれていることも多く、また、BRICsの中でも大国と言えるロシアは、旧ソ連時代の社会主義からの転換が上手く循環を始めて、豊富なエネルギー資源を持つ強みを活かした高成長を記録し始めたのは21世紀に入ってからのこととなっています。

インドに関しては、まだ国内の経済発展は遅れていますが、裏を返せば一番伸びしろを持っている国であると言え、人口も多く、近い将来には中国を抜いて1位になると予想されています。

英語に堪能なことに加えて、伝統的に理数系の能力に優れている事からIT産業の人材育成に秀でているのが特徴です。

また、BRICsに加えるかには議論があるところですが、南アフリカも2010年のサッカーワールドカップの開催で注目を集め、通貨であるランドも投資対象となる事が多くなっています。

このように、BRICs諸国を中心とした新興国の投資信託は、多くの証券会社で販売されています。

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