投資信託の中でも、毎月分配金が受け取れる毎月分配型のファンドは、売れ筋商品の上位にランキングされています。
年金感覚で受け取れることから高齢者にも人気があると同時に、もらった分配金を様々な目的で使えるために、幅広い年齢層にも受け入れられています。
投資対象によって様々な商品があり、特に高い分配金がもらえる商品の人気が高いのが大きな特徴です。
その中には、国内外の不動産への投資を行うファンドもあり、不動産の安定した家賃収入と不動産価格の値上がり益という2つの収益が期待できることから、高い分配金が実現可能になっています。
また、債券への投資を行うファンドの場合には、高金利通貨の債券やハイイールド債への投資を行う毎月分配型のファンドを利用している人が多いです。
更に最近では、通貨選択型のファンドの評判も高くなっており、今までの投資信託よりもはるかに高い分配金を実現しています。
しかし、高い分配金の商品はリスクも高いのが一般的で、値下がりリスクにも注意が必要です。
そこで、リスクが小さな投資信託として、為替ヘッジタイプのファンドが注目を集めています。
また、最近では国内債券で運用するファンドでも、毎月分配型商品が登場しています。
確かに国内債券は利回りが低いため分配金の金額はとても少ないですが、為替リスクがない点が最大のセールスポイントで、元本割れリスクが小さいことが高く評価されているため人気があるのです。