低金利が続き、銀行に資産を預けても、ほとんど金利がつかなくなっています。
そのため、資産作りの有効な投資手段の一つとして「投資信託(ファンド)」が注目されています。
ファンドとは、投資をしたい個人が直接投資するのではなく、運用の専門家に委託して、株や不動産、債券、現物資産などに投資をすることです。
複数の個人の投資を目的としている人から集めたお金をもとに、専門家が投資先を選んで投資活動をするので、少ない資金からでも始められます。
運用成績は市場環境などによって変動し、購入した後にうまく運用されると運用益がでますが、逆に投資した額を割ってしまい利益が出ずマイナスになることもあります。
運用によって生じた利益は、それぞれの投資額に応じて投資家に還元されます。
つまり、ファンドは元本が保証されている金融商品ではないため、銀行の預金とは違う点に注意が必要です。
そして、投資信託で高配当を得るには、どんな商品に投資したらよいのでしょうか。
高配当を期待する場合、リスクも考えなければなりません。
大きな収益を期待するとリスクが大きくなるので、大きな損失の可能性も増します。
最近では、投資成果上位に国内株式型のファンドが目立つ状況が続いており、上位のファンドは、新興市場の株や債権を中心に投資活動を行い、企業の成長力や競争力、収益力などの観点から銘柄を選別しています。
個人で各企業を細かく調べて選別し、最適なタイミングで投資することは困難を極めますので、専門家の力を借りられる投資信託を利用して、資産を上手に育てましょう。