新興国の中でも注目されるベトナムファンド

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毎年約150万人もが社会に出る労働人口が多いベトナムは、人口が約9,000万人で2020年には1億人を超えようとしており、これからの成長が見込まれている国の一つです。
1980年代の半ばから長期に渡って安定したGDPの成長を遂げており、ホーチミンの株式市場の時価総額も2013年12月末で約842兆ドン、日本円で約4.1兆円規模となっています。

こうしたベトナムの株式を中心に投資するベトナムファンドが多くの新興国のファンドの中でも注目を集めていて、複数の会社から販売されています。

キャピタルアセットマネジメント株式会社が運用の指図を行う「CAMベトナムファンド」は、投資家の資金をまとめたベビーファンドからマザーファンドに投資するファミリーファンド方式によって、複数のファンドを合同で運用しているファンドです。

6月10日と12月10日の毎年2回、運用実績により分配金が少額の場合を除いて分配を行います。

T&Dアセットマネジメント株式会社が運用の指図を行う「V-Plus」は、ベトナムの株式と共に経済成長を続けるASEAN・東南アジア諸国連合への投資対象とするファンドで、こちらもインドシナ地域株式マザーファンドと、ASEAN地域債券マザーファンドに投資のファミリーファンド方式を採っており、分配は8月28日の年1回に運用実績を勘案して行われます。

これらのベトナムファンドには魅力が十分にありますが、国内投資と同様の価格変動リスクの他、海外投資ならではの為替変動リスクや政治情勢の変化などによるカントリーリスクがあることを理解した上で投資しましょう。

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