これから資産運用を始めるという方は、どういう種類の投資をすればいいか迷うと思いますし、株はなんとなく知っているでしょうが、投資ファンドについてはあまりご存知でないと思います。
これは投資家から集めたお金を、それぞれの目的に沿って投資先に投資をすることによって、そこから生まれる配当や売却益などを投資家に分配するという仕組みになっています。
投資ファンドは、その投資の対象によって、公開株式、公社債、不良債権、不動産、未公開株式などといった、いくつかの種類に分類されます。
このことから、様々なものが投資の対象になるのです。
上場株式、非上場株式や債券、デリバティブ(金融派生商品)というような金融商品だけではなく、映画やワインといった事業にも投資を行うファンドも存在します。
メリットとしては、多くの投資家からお金を集めて、そのまとまった資金で様々な種類の金融商品を運用するわけですから、投資家からしてみると少額のお金で、効率良く資産運用を行うことが可能です。
また、ファンドマネージャーと呼ばれている運用の専門家が、投資先を決定して運用します。
このため、投資するための市場の知識や分析能力が身についていなくいても、投資の専門家が、経済の動向をチェックして運用してくれるという仕組みです。
自分が費やすはずの時間を、プロが代わりに費やしてくれます。
ただ、投資ファンドは、種類によっては個人では購入できない場合もあるので、その辺りはチェックしてみると良いでしょう。