ダイワ米国リート・ファンドは、大和証券投資信託委託株式会社が委託会社としてファンドの運用を行うファンドで、米国のリート・不動産投資信託に投資をすることで運用を続けています。
運用に当たっては、1986年に米国で初めてのリート専用運用会社にて設立された、「コーヘン&スティアーズ・キャピタル・マネジメント・インク」に委託を行っており、リートの運用では最大級の資産規模を持っています。
リートの組入比率については80%以上に保つことが基本で、為替変動リスクの回避のための為替ヘッジはしません。
決算は毎月15日に行われ、経費控除後の評価益を含む売買益などを分配対象とすることと、安定した分配を継続的に行うという分配方針に基づいて、収益の分配が行われます。
ダイワ米国リート・ファンドを買う際の費用ですが、購入時の販売手数料は販売会社によって異なり、上限は3.24%に定められています。
中途解約時の信託財産留保額は無く、信託報酬は毎日信託財産の純資産総額に対し1.6416%が必要です。
また、税金は分配時には配当所得として分配金に対し、換金・解約や償還時には譲渡所得として差益に対し課税されるものの、税率はいずれも同様で20.315%となっています。
この税金はNISA・少額投資非課税制度を利用した場合には、一定条件に従って非課税となるので詳細は販売会社に問い合わせて下さい。
ダイワ米国リート・ファンドの購入を考える場合には、目論見書などにも十分に目を通し、リスクもしっかりと考慮に入れておきましょう。