株の取引を開始する理由として、まず挙げられるのは資産の運用でしょう。
現在の日本の金利水準は、かつてないほどの超低金利状態にあります。
そこで、少額の元手で始められ、成功すれば大きな売買差益が得られる株式投資に注目が集まっています。
また、安全堅実な会社の株式を買って株主となり、高配当や株主優遇サービスを楽しむのも一策です。
その株式の価格のことを株価と言い、上場企業の株式は、証券取引所が運営する株式市場において常に売買されています。
従って、株価が安い時に買い、高くなるのを待って売却すれば、値上がり分が利益となり、逆に値下がりすれば損失を被ることになります。
基本的に株価が上昇すると言うことは、買い手が多い、つまりはその株は人気が高い状態にあります。
株価の変動を見守りその要因を探ることが重要ですが、一般の人には難題です。
そこで、各証券会社は株価チャートを作成して情報発信しています。
ただし、株価を見ただけでは高いのか安いのかわかりませんが、1日、1週間、1か月などの単位で株価をグラフにし、過去と比較して将来の株価の動きを予測する道具として、証券会社株価チャートが役立ちます。
例えば、大和証券では気になる銘柄を100銘柄まで登録でき、その株価一覧やチャートを表示して確認できるアプリを作り、スマートフォンからの操作で外出先でも簡単にチェック可能です。
また、ネット証券であるマネックス証券のテクニカルチャートなら高機能を備えており、無料で使用できる上にわかりやすく作られています。
株取引の基本と言われる証券会社株価チャートを上手に活用して、売買タイミングの判断の参考にしましょう。