証券会社は、株だけでなくいろいろな投資商品を扱っています。
国内の金利が低迷している中で、証券会社の役割は、資産運用の窓口になっています。
その利用は従来からの法人だけではなく、個人の顧客の利用も一般的になりました。
会社自体もいろいろな投資商品を開発して、資金を募集し、販売して運用してもいます。
もちろん他社の開発した商品を仲介して販売することもあります。
また、株の売買の仲介もしています。
ネット証券などは、売買の激しい顧客向けに手数料が低く抑えられており、評価が高いです。
こういうところでは、FXのような外貨の為替益を狙う商品も人気です。
顧客が売ったり買ったりする仲介手数料的なお金が必ず会社に入るので、顧客が損しても会社へは手数料が入るために損はありません。
顧客の売買の回数が増えればその分の手数料が会社に落ちるので、顧客の希望に合った新しい商品を紹介し、適切な情報やリスクを伝えて買ってもらう営業的な仕事も不可欠です。
他人の資産の運用のお手伝いはしますが、決定権は顧客なので、利益が出ても損しても、販売前にリスクをしっかり伝えれば会社の責任はありません。
けれども、今まで投資経験の少ない人が、リスクの高い商品にばかり投資をすることは本来勧めるべきではありません。
インターネットからの売買が簡単になると、資産が半減するようなリスクも起こりえます。
本来増やすための投資ですが、世の中の経済の動きや為替に連動して、プラスにもマイナスにもなるのが証券会社で扱う商品なのです。