証券会社と契約して株の売買をしているサラリーマンの人も多いと思います。
しかし、サラリーマンが1番困るのは、市場の値動きをリアルタイムで見て売買するのが難しいということでしょう。
というのは、株式市場が開いている時間というのは、朝9時前後に出勤して、夕方の6時前後に退社するという一般的な会社のサラリーマンの就業時間と完全に重なっているからです。
では、サラリーマンは取引日前日に、明日の株価関係なしに売買予約をするしかないのかというと、そんなことはありません。
自動売買を行う方法は存在し、それは、指し値で売買するということで、株を売買する場合、成り行きと指し値、2つの取引の仕方があります。
成り行きというのは、現在、取り引き出来る値段で取引するという注文方法です。
たとえば、一株100円で売りに出されている株があって、それを成り行きで買えば100円で取引は成立します。
指し値というのは、売買する価格を指定することです。
たとえば、今の株価が100円の株があった場合、それを買いたいけど100円は高い、もう少し下がったら買いたいという場合、90円になったら買いという注文を入れるのです。
指し値注文であれば、出勤前に注文を出して、会社で働いている時間に自分が希望していた金額になったら、証券会社が注文に従って取引してくれます。
自動売買に関しては、証券会社によっては、単なる指し値ではなく、いろいろな条件を組み合わせて取り引き出来るようにしているところもあります。