ブックメーカー投資法について

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先物取引の限月間や商品間、あるいは、市場間では価格に差が生じる事があり、そのメリットを生かしたアービトラージという方法が有効だと言われています。
アービトラージは一般的に上級者向けと言われていますが、安全かつ手堅く利益を出す事が可能な方法の一つです。
そして、この投資の手法を応用したブックメーカー投資法が最近注目されています。

ブックメーカー投資法とは勝負事の配当金を利用した投資法で、ブックメーカーは、主に欧米おける幅広く世の中の出来事、例えば競馬やプロスポーツ、学生スポーツなどを賭けの対象として主催している会社を指します。

ヨーロッパ各国に2,000社以上存在するブックメーカーの中から同じイベントで価格差が生じる2社を利用し、その価格差を利用して買っても負けても確実に利益が得られるアービトラージを行うのです。

例を挙げると、「チーム1」と「チーム2」で行われるサッカーの試合で、A社のブックメーカーには「チーム1」の勝利に110ドルを賭け、B社のブックメーカーには「チーム2」の勝利に120ドル賭けたとします。

「チーム1」が勝てばA社のブックメーカーから253ドルの配当金が渡され、「チーム2」が勝てばB社のブックメーカーから252ドル配当金が渡される場合、賭けたお金は両方合わせて230ドルですので、「チーム1」が勝利すれば253-230=23ドルの利益が、「チーム2」が勝利した際は252-230=22ドルの利益が発生します。

つまり試合をする前から利益は約束されており、ブックメーカー投資法とはどちらに賭けても利益が発生する試合にだけ投資を行う事なのです。

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