ブックメーカーとは賭け屋のことを言いますが、その歴史が始まるのはイギリスにおける競馬だと言われています。
1960年にはイギリス政府公認のギャンブルになりました。
この文化は最初は競馬だけでしたが徐々にサッカー等の他のスポーツにも広がり、2012年に行われたロンドンオリンピックでもやはり賭けが行われていました。
スポーツだけでなく選挙なども賭けの対象に含まれることがあります。
またブックメーカーは一社だけでは無く複数存在します。
よって還元率や配当金は会社ごとに違い、日本の中央競馬ではJRAが胴元になっているためこの点が異なります。
またオッズも日本の競馬では最終的に買ったオッズに従って配当金が決まりますが、ブックメーカーの場合は購入した時点のオッズが適用されます。
例えばある馬が競馬で勝利したとします。
最初の時点ではオッズが10倍だったのがレース前にはオッズが5倍になったとします。
この馬に100円を賭けるとすると初めの時点では1000円が貰えるのに対し、レース前に賭けた場合には500円が配当金として支給されることになります。
日本の競馬でもオッズは変動しますが、最終的なオッズが一律に適用されるため賭けた時期によって配当が異なることはありません。
このように日本における競馬のような公営ギャンブルとは大きく異なる所があります。
イギリスではギャンブルが非常に盛んなため1度やってみると良いですが正しい知識を持って賭けることが大切でしょう。