日本市場は日本人が市場を左右しているように思われがちですが、実は、市場参加者の過半数は外資と呼ばれるところのトレーダーだと言われています。
つまり、外国人によって動かされている市場と言っても差支えないかもしれないません。
取引にあたっては、そのようなことを把握しておく必要があります。
なぜなら、日本と関係がないような世界のニュースで日本の株式市場が大きく動いたりするのは、この外国人のおかげだからとも言えるからです。
逆に、日本の国内で良いニュースがあっても、重要視されないようなこともあるということも十分にありえます。
なにしろ、市場の半分以上が外国人ということなのですから、日本人の考え方よりも外国人の考え方の方が影響は大きくなります。
そのため、日本の市場は世界の敏感株とも言われていて、世界の影響を大きく受けてしまうということもあるようです。
リーマンショック時でも、震源地の米国の株価より日本の株価の方が大きく下落をしたということも実際にありました。
これは、外国人が多く参加しているといったことから起きるのかもしれません。
日本の市場でありながら、世界の市場の影響を大きく受けるのがこの市場の特徴だと言えるでしょう。
外資のトレーダーの影響よりも、日本人の影響の方が多くなるような市場が望ましいです。
将来的にはもっと日本人が市場に参加をして、自分の国の市場をもっと活況にするようなことになると良いでしょう。
それが、本来の姿だとも言えます。