一般的にファンドとは投資信託のことで証券会社、銀行、保険会社などが個人の投資家から資金を集め、その資金を運用し利益を分配するものです。
この資金の運用はファンドマネージャーが選択した債権や株式によって行われ、個人投資家はその運用成績により収益のリターンを得る事が出来ます。
この金融商品は預貯金とは異なり元本保証が無いという特徴で、資産運用を行う投資ファンドには幾つかの種類があります。
投資ファンドの種類と特徴については、まず1つ目として多種多様なメディアで広告を出し、一般的に各金融機関が販売しているファンドを公募ファンドと呼びます。
証券取引法ではこの公募ファンドは50人以上の投資家を必要とし、新たに発行される有価証券の取得の申し込みの勧誘をするものと定義されており、この公募ファンドは一般の投資家の方を対象にしたものであるために、デリバティブの組み込みや為替取引において厳しい制限が存在します。
次に、より高い収益を目的とした私募ファンドがあります。
このファンドは公募ファンドとは異なり、50人以下の専門的な知識を所有する投資家から資金を集め運用するもので、それ故に、より積極的な運用スタイルで高い収益を得るためにデリバティブ取引などを活用しています。
このファンドは公募ファンドとは異なり、運用制限を受ける事が無いためより機動的に資金運用を行う事が出来ます。
このように信託ファンドにはこれらの種類があり、その特徴は大きく異なっています。