ブックメーカーへの投資方法にて有効だと言われているのがアービトラージと呼ばれる方法で、これは、同じスポーツの試合でも各ブックメーカーによってオッズが違うことを利用して、どのような結果になっても利益を得ることができるというものです。
このような投資法は実際に存在するのですが、ブックメーカー投資詐欺というものも最近は増えてきています。
その内容は大きく3つに分けられ、1つ目はアービトラージへの投資ファンドを装って資金を集めるもので、アービトラージの説明と共に高い利回りを謳って勧誘するものですが、一般的にブックメーカーにはMAXBETと呼ばれる掛け金に制限を掛ける仕組みも存在するために、こうしたファンドのスケールメリットはあまりありません。
2つ目としては、インターネットで多く見られるソフトや情報提供を行う商法で、この手の商法は宝くじや競馬といった場合でも良く見られ、実際に情報が届いても、インターネットだけでも十分に分かる内容だったという場合や、ソフトは実質的に使い物にならない場合が多いとされています。
さらに3つ目は情報提供に近いですが、ブックメーカーの必勝法を教えるセミナーなどを通じて高額な学費を支払わせるものです。
こういったノウハウについても信用性は乏しく、金額に見合った情報は得られないと考えた方が良いでしょう。
このように、ブックメーカー投資詐欺がネット上を中心に行われているので、こうした詐欺の被害に合わないように正しい知識を身に付けておくことが重要です。