日産自動車は、パリ本社から社長が送り込まれてきた後、株価が5倍まで膨れ上がりました

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日本三大自動車メーカーの日産自動車も数年前には破綻寸前まで経営が行きづまり、フランスのパリに本社を置く自動車製造会社から取締役社長兼最高責任者が送り込まれてきて、300円まで下がった株価が一時は1500円台まで回復し、5倍までに膨れ上がりました。
本家本元のルノーも業績が良く、新生日産自動車の今後の動向が注目されています。

ハイブリッド車や次世代型エコカーで出遅れた日産自動車ですが販売台数の増加を目標に置き、2011年には欧州、中国、日本、アメリカでのグローバル市場に5車種の新型車を投入し、グローバル市場での販売台数を485万台としました。

そのうち日本国内での販売台数は65万5千台となり、前年比9.2パーセント増しとなり、全体需要でも3.3パーセント増しで、世界市場占有率は13.8パーセントとなりました。

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市場ではミニバンやSUV車およびコンパクトカーが堅調な売れ行きとなり、セダンを中心とした高級乗用車やステーションワゴンなどの売れ行きが伸び悩みを見せています。

2008年度期末から2009年度はリーマンショックの影響から株主への配当を見合わせる結果となりましたが、2012年度は中間配当と期末配当の合計が25円配当を予定しています。

円高の状況で日本車の売れ行きが今一つな中、2013年度から他社に遅れていたハイブリッド車と充電型電気自動車に力を入れて巻き返しを図りますので、今後の株価が期待できると言えます。

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