有価証券報告書を利用した企業の評価方法

有価証券報告書に関しては、添付される各種の財務諸表については、公認会計士か監査法人からの審査を受けることとなっているため一定の信頼性が保たれています。
こうした報告書を利用した企業の評価方法としては、全ての会社が同じ書式によって作成しているので、同業他社との比較が非常に分かりやすいです。

例えば、売上高で言えば投資しようとする会社の売上高が下がっていた場合でも、これが業界全体の環境的な要因から売上高が落ちたのか、この企業だけなのかといった傾向を探ることが出来ます。

他にチェックすべき点としては、損益計算書では利益を計上していても、掛け売りなどをしていた場合には実際に現金収入が無くても売上として計上しているため、キャッシュフロー計算書という書類を確認することが必要です。

この書類は1会計期間の現金の流れを表わしており、一般的に営業キャッシュフローや設備投資による投資キャッシュフローがプラスの企業が優良企業であると言われています。

利益を計上していても営業キャッシュフローがマイナスの場合は、最悪のケースでは資金がショートしてしまう恐れもあり、良く「利益は意見、キャッシュフローは事実」と言われるほどなので注意深くチェックして下さい。

有価証券報告書から読み取れるデータはその他にも多くありますが、この中から重視するデータを中心に自分なりの評価方法を確立することによって投資を行うための重要なヒントが得られるので、十分に読み取る努力が必要だと言えます。

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カテゴリー:有価証券

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