ファーストリテイリングの有価証券報告書から見えるもの

世界的に有名なファストファッションブランドとなったユニクロと、ユニクロより低価格なカジュアルブランド運営会社である株式会社ジーユーなどを擁する株式会社ファーストリテイリングの有価証券報告書を見ていきましょう。
2012年9月1日から2013年8月31日までの経営指標は、過去4期と比べて、売上高・経常利益・当期純利益ともに最高です。
この増収増益を支えたのは、海外ユニクロ事業及びグローバルブランド事業で大幅な増収増益を達成したためで、主力の国内ユニクロ事業の減益分を円安の差益とともに補った形となりました。

国内ユニクロ事業が減収だったのは、客数は増加して既存店売上高も増加したものの、顧客の価格志向の高さから、値引き商品の販売やシーズン末期の在庫処分を進めたことから、売上高総利益率が低下したことによります。

一方で海外ユニクロ事業に関しては、出店数が中国を中心に増加して増収増益を達成し、アジアでは好調ですが課題は欧州・米国事業です。

グローバルブランド事業ではジーユーが貢献し、既存店売上高の2桁の増収と新規出店で増収増益を記録しています。

また、ユニクロ事業を中心として、全ての業務を統合するグローバルワンの経営体制の推進を課題に挙げ、東京、ニューヨーク、パリの他、アジアでは上海をはじめシンガポールを拠点とする各本部機能の強化とシステムの拡充を推進しています。

株式会社ファーストリテイリングは、その他にも、環境に優しい商品と店舗づくりや、世界中の難民キャンプへの衣料の配布など、環境や社会に対する貢献も行なっている企業です。

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カテゴリー:有価証券

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