大塚ホールディングスの有価証券報告書から分かる治療薬・大豆商品の開発強化

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大塚ホールディングスは、大塚製薬や大鵬薬品工業などの企業を擁するグループ会社で、有価証券報告書をホームページ上で公開しています。
平成24年度の有価証券報告書によると、経営指標では、過去4期に比べて売上高や経常利益、当期純利益や包括利益といった主な指標で全て増加しており最高です。
セグメント毎の業績は、医療関連事業では多くの領域で、処方薬の新規採用や処方の拡大を受けて増収となりました。

ニュートラシューティカルズ関連事業が、日本では知名度の高い「ポカリスエット」のベトナムでの販売が開始され、海外17ヵ国の展開となり販売数量が大きな伸びを記録したのをはじめ、男性スキンケアブランド「UL・OS」の好調で増収です。

消費者関連事業では、ビタミン炭酸飲料「マッチ」が好調ながら減収し、その他の事業では通販サポート事業が業務拡大を果たし増収を記録しました。

こんな中での中期経営戦略としては、医療関連事業における価値提供と収益最大化・ニュートラシューティカルズ関連事業の拡大と利益成長を大きく掲げており、強みを活かしつつ次期成長への布石として大豆商品の開発の強化を挙げています。

それに伴い開発分野では、医療分野では治療薬、大豆に注目した商品としては「SOYJOY」「ソイッシュ」に続いた第3弾商品である「ソイカラ」を開発・発売を行なってきました。

大塚ホールディングスの有価証券報告書からは、医療分野の存在が非常に大きく収益の中心であり、大豆の健康に関わる研究開発を行なっていることがわかります。

このように、大塚ホールディングスは、健康に対して真摯に取り組む会社であると言えるでしょう。

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