役員トップ人事により更なる成長を目指すSMBC日興証券

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SMBC日興証券株式会社は、日興コーディアル株式会社の全株式を株式会社三井住友銀行が取得することにより子会社化されて、2011年に社名変更が行われた証券会社です。
2014年現在の役員の中で、取締役会長の相亰重信は三井住友銀行で法人部門統括の役割を担う副頭取を務めていた人物で、SMBC日興証券の弱点である法人部門の強化を図るために就任したと言われています。

取締役社長の久保哲也は経済企画庁の海外調査課への出向や米国への留学、イギリスへの赴任経験を経て香港支店長も務めた人物で、相亰氏と同じく副頭取を経て社長となりました。

両氏共に三井住友銀行出身者で銀行に口座を持っており余裕のある資金を持っている人で、証券投資に関心を得る顧客と証券会社との架け橋を作ることが期待されています。

また、一部の店舗では両社で相互に人材交流を始めていて、企業の増資や買収、新規株式公開といった資金調達のニーズに応えるべく、人材の育成にも力を入れているのが特徴です。

インターネットの普及によりオンライントレードのニーズも高まっていますが、ネット専業の証券会社には無い多様な注文への対応や、システムの増強などのための投資も積極的に行っていくとしています。

SMBC日興証券は、役員のトップである両氏の銀行とのパイプはもちろんその経営手腕によって、リテール事業だけでなくホームセール事業のどちらの事業も強化させることで、総合証券会社において更なる成長を目指す企業です。

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