SMBC日興コーディアルは、現在SMBC日興証券が正式名称となっています

日興証券
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SMBC日興コーディアルは、2009年にシティバンクがSMBCに日本における証券事業を売却したことからSMBCグループ入りし、現在ではSMBC日興証券が正式名称となっています。
もともと日興証券は三菱系の証券会社で、大手4社のうちの1社を構成していました。

2001年に持ち株会社に移行し、それ以降日興コーディアルグループと商号を変え、その証券部門が日興コーディアル証券として活動していたものです。

2004年からはシティグループとの業務資本提携を進めていましたが、2006年の粉飾決算事件以降経営が悪化し完全にシティグループの傘下に入ることとなりました。

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2008年には日興シティホールディングスと社名を変更し、国内ではシティの証券部門との統合を順次進めていく予定となっていましたが、この年に世界的な金融危機が起き、シティはこれを乗り切って自己資本率を維持するために、日本での証券業務を売却することになったのです。

その購入先となったのが、三井住友ファイナンシャルグループとなり現在の形態に落ち着いています。
メガバンク化と証券、銀行の一体化が進む中にあって、同社も紆余曲折を経てきましたが、結果としてSMBCのグループに参画したことで、より一層銀行業務とのシームレスなサービス対応を実現することができるようになりました。

本来の証券機能とともに投資銀行機能のレベルも向上することができたことは、大変なプラスに働いているといえます。

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