ネット証券会社の取引形態と会社によって異なる手数料

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インターネットを通じて証券取引をするネット証券会社では、実店舗を持つ証券会社では担当者が付くなど様々な経費がかかるのに比べて経費が削減出来ることから、この差額を利用者に還元するべく、手数料が5分の1から10分の1に抑えられているのが一般的です。
この費用は、一約定毎、約定金額に応じてかかる場合と、約定数に関わらず約定金額だけで定額なものの2通りあります。

一約定毎に設定するのは、取引回数が少ない人に向いており、定額制はデイトレーダーのように取引を繰り返す人に向いている方法です。

手数料という時には、一般的にこうした取引をする際の費用を指すことが多いのですが、取引の方法によっては他にもあります。

通常の株取引を現物株取引といい、これは自分の持っている資金の中で株を購入して、株を売却することです。
もし損失が出ても証券会社に入金した範囲のリスクであるのが一番の特徴で、株主優待なども受けることが出来ます。

それに対して信用取引と呼ばれるものは、証券会社が投資家の信用に基づき、株式や株式購入資金を借り入れて投資を行うものです。

それは現物株取引とは逆に、場合によっては自己資金以上のリスクを負う代わりに自己資金以上に大きな取引が出来るのが特徴となり、手数料に関しても現物株取引よりも安価に設定されています。

このようにネット証券会社の手数料は、個々の証券会社によって違いがあるのはもちろんのこと、取引の方法によっても異なる特徴があります。
自分の投資スタイルに合った取引形態と会社選びが重要です。

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