初心者のための先物取引入門

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これから投資を始める入門者のために、まずは先物取引とは何か説明しましょう。
先物取引とは、予め定められた期日に、価格や数値が変動する各種商品や指数を取引時点での約定価格での取引を契約するものです。
各種商品という中には、金や銀、白金といった貴金属や、コーンや大豆などの農産物、原油やガソリンなどの石油があります。
一方で指数とは、日経平均株価を対象としたものやTOPIX・東証株価指数を対象としたものなどです。

こうした商品や指数が値上がりすると思った時には買いから入ることが通常で、株式投資などでもこれが通常となります。

逆に、値下がりすると予想した時に売りから入ることが出来るのが先物取引の最大の特徴で、例えば、あるものを300円で売る契約をした場合には、この商品が250円に値下がりした時には反対にこの商品を買えば差額の50円の利益を得られます。

これを差金決済と言い、特に指数を取引する場合には実体は無いためこの決済方法が取られ、商品を取引する場合にも主にこの決済方法が取られることが多いです。

加えて、株式取引の現物取引では株式の価格と同額の資金が必要となりますが、先物取引においては、証拠金と呼ばれる担保を入れることで少額の資金で多額の取引が出来るようになっており、この効果をレバレッジ効果と呼びます。

株式投資の信用取引では、証拠金の3倍ほどの金額の取引が出来ますが、それに比べて数十倍の取引が出来る仕組みです。

その他に、先物取引には取引の期間が決まっているなどの特徴がありますが、これから始めようと思う人はレバレッジを効かせすぎないように注意しましょう。

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