外資系トレーダーとは、外資系の金融機関や投資会社において投資商品の売買業務を行う人のことをいいます。
売買する投資商品はトレーダーによって異なり、外国為替を扱う人もいれば、株や債券、金利オプションなどを扱う人もいます。
また、運用する資金の出所もトレーダーによって異なっており、所属している会社の自己資金を使ってトレードする場合や、個人顧客や法人顧客から投資代行の依頼を受け、その資金でトレードする人もいます。
トレーダーは金融関係の会社であれば、ほぼどの会社にもいるといっても過言ではないでしょう。
つまり、外資系のトレーダーもいれば、日本の企業に所属しているトレーダーもいるのです。
外資系の金融機関のトレーダーとして働く魅力の中で、最も大きいのは高額報酬が望めるという点でしょう。
トレーダーの給与は外資系企業であれ日本系企業であれ、成果に連動して上下するのが一般的ですが、外資系企業のトレーダーの場合は特に成果報酬が高いため、トレードを通じて利益をあげる事が出来れば多額の報酬を期待する事が出来ます。
日本系企業のトレーダーも成果報酬はありますが、外資系企業に比べるとその額は少ないです。
また、外資系トレーダーとして働く魅力として、勤務管理が緩いという点も挙げられます。
日本系の企業の場合、定められた時間の間は会社にいる必要がありますが、外資系企業はこうした勤務規則が緩い場合が多く、極端な場合、成果を出しているのであれば出社しなくて良いという会社もあるほどなのです。