復興宝くじとは、戦災や災害の復興に収益金を充てることを目的とした宝くじで、そのことを宝くじの名称に用いたものです。
大規模な災害が発生した自治体が、復興に向けて公共事業などの公益のための事業を実施したい時に発売する宝くじでもあり、当選金や経費などを差し引いた収益を事業のために使います。
これは古くからあり、1946年に最初に発売されました。
ここ最近で言うと、1995年の阪神大震災や2004年の中越地震の時、そして、今回の東日本大震災でも発売されています。
1等前後賞あわせて最高5億円の宝くじもあります。
これからも定期的に発売される模様で、高額の当選金がある宝くじも発売されるようです。
収益金は、最高200億から300億円の間ぐらいで、そのうちのいくらかが被災地の公共事業で使用されることになります。
収益がそれほど大きくないため、被災地に全部いくわけではありません。
また、いつまで続くかはわかりませんが、しばらくは定期的に発売することで、被災地もしくはその近辺の人以外は月日が過ぎると忘れがちになることを少しでも防止することにも繋がります。
買う側も、微々たる金額でも復興の手助けが出来て、もしかしたら、5億円の当選という大きな夢を見ることができる宝くじです。
普通の宝くじを買っても夢を見られますが、これからも定期的に出す予定の震災宝くじを優先的に買って、震災復興の手助けをするのもいいのではないでしょうか。