宝くじには当選しやすい売り場があるということを言う人がいますが、くじの当選確率というのはあくまでも平等であり、この売り場だから当たりやすいとか、当たりにくいということはありません。
確かに、一年に複数回の高額当選が出るという売り場もありますが、それは偶然なのです。
その辺を理解したい場合は、宝くじシュミレータで遊んでみるのが良いでしょう。
インターネットの検索サイトで、宝くじシュミレータで検索すると、いくつかヒットします。
宝くじは、等ごとに、何枚あたりどれぐらい出るということがはっきりと公表されているので、それをプログラムすることでシュミレータを作ることが可能です。
ホームページにあるシュミレータでは、ブラウザでアクセスして、スクリプトの実行ボタンをクリックすることでシュミレーションが始まります。
一番下の等がどんどん当たっていく様子が見られるでしょう。
始めのうちは偏りが見られるかもしれません。
たとえば、運が良ければ、一等が短期間のうちに複数出るということもあります。
しかし、シュミレーションを長時間続けていくと、公表されている確率に徐々に収まっていくのがわかると思います。
これは、大数の法則と呼ばれる定理で説明出来る現象で、確率というのは、いずれ必ず収束するということで、つまり、高額当選がよく出るという売り場も、長い期間で見れば、高額当選の割合は平均に収まるということになるわけです。