日本電気の活躍と株式について

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NECの略称で知られる日本電気は、東京都港区に本社を置く住友グループの電機メーカーです。
鉄道無線、航空無線、宇宙通信等の有線及び無線通信機器や、コンピュータ等のITサービスを主力として事業展開し、マイクロコンピューターの発展に寄与したことでも知られており、IT事業の先駆けとしても有名です。

1982年に発売されたPC-9800シリーズは、十数年間に亘り国内シェアトップに君臨し、日本国民にコンピュータを浸透させました。
半導体生産でも世界1位になるなど、コンピュータ技術において日本が誇る企業へ成長しています。

近年では宇宙開発事業にも参入し、JAXAと共に日本版GPSとも言われている準天頂衛星システムや地球全体の水循環メカニズムを解明する衛星「しずく」の開発等、様々な技術を活かし日夜研究に熱が入っています。

また、小惑星探査機「はやぶさ」の開発に携わったことでも知られ、「はやぶさ2」も日本電気の技術が活用されました。
株主や投資家向けの情報も充実しており、事業報告や決算説明会をはじめ、財務・業績情報、株式・債券情報等の発信も豊富です。

利益配分基本方針としては、各期の利益状況や翌期以降の見通し、設備投資等を基準として配当を決定しており、昨今の経済状況や事業環境の急激な変動や変化に柔軟な対応の必要性があるとしています。

アジアへの注力、現地主導型ビジネスの推進、安定的な財務基盤の構築等を中期経営方針のひとつとして掲げていることから、経営目標の達成度が注目されるところです。

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