電気メーカーの株価がダメージを受けても日立が強いわけ

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「この木なんの木、気になる木」というCMのフレーズがとても印象的な日立製作所は、一般的には家庭電化製品メーカーというイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、よく見てみるとHITACHIの文字は町のあちこちにあふれており、さまざまな場所で目にすることができます。

家電製品の他にみなさんによく親しまれているのが、エレベーターやエスカレータでしょう。
エレベーターの国内シェアは現在第2位で、マンションやデパートなどで導入されています。

また、工事現場でHITACHIと書かれたショベルカーを見かけることも多いのではないでしょうか。
さまざまな建設機械の製造もしており、日本初の国産技術による油圧ショベルは世界シェアNo.1です。

世界中の建設現場で活躍しています。
電力システム事業も行っており、原子炉の納入も行っています。

そして、あまり知らない人もいるかもしれませんが、日立は鉄道車両から搭載されている機器に至るまで鉄道に関連するものをすべて製造することができる世界唯一の企業と言われています。

情報や通信システムにも強いので、座席予約や発券システムまで手掛けることが可能です。
探してみると、世の中にはまだまだ沢山のHITACHI製品があふれています。

1つの事業がうまくいかなくて経営危機に陥るメーカーがありますが、それだけに頼らないので株価にそれほど影響がでない強みもあるようです。
株投資家から安定した支持を受けているのは、そのためだと言えます。

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