回線利用者の増加が日本通信の株価の鍵を握っている

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日本通信は、主にスマートフォンなどに装着出来るSIMカードをレンタルして、通信費で利益をあげている会社です。
普通の通信会社と少し違うのは、自社ですべてのネットワークを構築しているというわけではなく、大きな通信会社から回線の使用領域を買って、それを客に提供しているという点です。

この際、回線を自社で持っている通信会社と比べて、客に割り当てる領域を小さくし、スピードの上限を下げて、転送量にも制限をつけるわけです。

こうすることにより、持っている回線をたくさんの人に使わせることができ、インターネットに接続出来る回線使用料を安く提供することが可能となるのです。

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こうしたサービスを行っている日本通信なので、業績が上がるということは、回線の契約者が増えるということになります。
株を上場しているので、日本通信に注目している人は、利用者数がどれぐらいなのかというところをよく見るといいでしょう。

また、大手の通信会社と比べて、販売代理店は多くはないので、SIMカードを置いてくれる場所を、今後どれだけ増やしていけるかというのも、業績の伸びをはかる上で重要になってきます。

最近では、同じように通信会社から回線領域を買って、それを再販するところが増えてきました。
価格競争も始まってきているので、そういった同業他社との違いをどれだけ出していけるかというのも、利用者増加の鍵になっていくでしょう。

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