有価証券の売却を含む仕訳と重要性

有価証券
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簿記の勉強をしていると様々な科目による仕訳などを行うことになり、それがどういった特性なのかを瞬時に理解し、把握しなければなりません。
また、似たような名前の費目も多く、級が上がるにつれて混乱もしてくるのではないでしょうか。

その中でも特に、「有価証券利息」「受取利息」「受取配当金」について解説をしていきたいと思います。
まず、有価証券利息は、転売が目的で一時保有目的で保有した場合に得られる利息のことをいい、ちなみに、株式以外にも、社債や国債などもこれに含まれます。

次に、受取利息は、通常の預金や貸付金などから得られる利息のことです。
もしかすると、この受取利息が一般生活にいちばん浸透している簿記の科目かもしれません。

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また、受取配当金ですが、株式や投資信託、生命保険などから経営、運用の結果、利益が得られた時に配当される金銭を指します。
このように、金銭を受け取ることになっても保有しているものによって、その科目は変わっていくのです。

ちなみに、有価証券利息と受取利息は収益勘定になり、取得した場合は、購入代価に売買手数料を加えたものが、取得原価となります。
簿記をマスターするのでしたら、売却も含めて仕訳をきちんと理解するようにしましょう。

仕訳問題で出題されることも多いうえに、損益計算書や決算関連の問題でも必ずと言っていいほど出題されます。
参考書などで問題の解き方のポイントや解説に目を通しておきましょう。

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