証券会社の口座を開設するには、主に2つのパターンがあります。
まず1つは、オンラインでの開設です。
目当ての証券会社のホームページを見ると、たいてい新規に開設するためのボタンがあるのでクリックし、あとは操作手順に従って入力していきます。
郵送で開設することもできますが、ネットでも本人確認書類などを郵送することになるので、手間はそれほど変わらないでしょう。
ところでみなさんは、未成年者でも開設することができるのをご存じでしょうか。
数ある証券会社の中でも、未成年者が開設できるのはわずか3社しかありません。
そのうちのひとつとして、SBI証券口座があります。
条件としては、未成年者本人が満20歳未満で未婚であること、親権者が本人に代わって財産の管理をすることが目的であること、親権者も同じ証券会社にて開設をしていることなどです。
提出書類は通常の書類のほかに、続柄を証明するものが必要となってきます。
名義人の未成年者が20歳を迎えた場合や結婚した場合は、一般口座へ移行されることになりますので、速やかに取引会社に申し出る必要があります。
開設自体はどの会社でも無料ですが、どこを選ぶかはサービス内容や手数料の安さがポイントになるでしょう。
さまざまな証券会社があるなかで、SBI証券は手数料も安く、業界での人気は高まっています。
手数料は基本的に1回の取引ごとにかかる手数料と、1日に何回取引しても定額の手数料の2つに分別されますが、初心者なら、1日に何度も取引をすることはそう多くないでしょうから、前者を選択するとよいでしょう。