日本では、江戸時代の頃から、神社や仏閣の修復や修繕費用を集めるなどを目的として、富くじが発行されていました。
また、戦争時には戦費調達のために臨時資金調整法が制定されて、福券や勝札といったものが発行された事もあります。
そして現代では、1948年に当せん金付証票法に基づいて浮動購買力を吸収し、それをもって地方財政資金の調達に資する事を目的とした宝くじとして人々の心を捉えています。
宝くじのひとつであるロト6は、1~43までの計43個の数字の中から6個の異なる数字を選び、購入をする数字選択式の宝くじです。
この方式のくじは欧米諸国では以前から存在していましたが、日本では2000年10月に初めて発売されました。
当せん金額は、各回の発売総額と当せん口数によって変動します。
ロト6のしくみは、6個の本数字と1個のボーナス数字が抽せんされ、その数字が自分の選んだ数字と何個一致しているかで、1等~5等まで当せんが決まります。
1等の当せん金は最高2億円で、さらにキャリーオーバー発生中の場合は、当せん金は最高で4億円となります。
なお、キャリーオーバーとは、当せん本数が少なかったり、もしくは1本も当たらなかった場合には当せん準備金が余るので、この残余金を次回の当せん準備金に繰り越す事です。
ロト6は、年末年始を除いて原則的には毎日、午前8時~午後8時まで、数字選択式宝くじ売り場で200円で購入する事ができます。
なお、月曜と木曜の抽せん日は、午後6時30分までの販売となっています。