ロト6は毎週月曜日と木曜日の2回抽選が行われます。
抽選で利用されるのは、『夢ロト君』と呼ばれる抽選機です。
抽選にはロト6セット球が使われますが、このロト6セット球は1から43までの数字が書かれている球になります。
セット球は、全部で10セット用意されていて、抽選毎に立会人がどのセット球を利用するのかを決めるのです。
毎回異なるセット球を利用する理由は、抽選で出て来る数字に偏りが起きてはならない為です。
球と言っても完全な丸ではありませんので、どうしても番号に偏りが出やすくなるものです。
同じセット球を毎回使えば、出やすい球と出にくい球が出来てしまい、当選数字に偏りがおきます。
これを防ぐために、毎回異なるセット球を利用しているのです。
抽選は、最初に6個の本数字となるものを抽選し、更にボーナス数字を抽選をしていく形になります。
抽選を行う機械にセット球をセットして攪拌を行います。
これは1分間に55回という速度で攪拌を行って球の偏りなどを修正していきます。
攪拌された球は本数字抽選機に落とされてそこで回転させて、遠心力を利用して本数字となる球を取り出し、6個が取り出せたら、残りの球はボーナス数字抽選機に落とされ、そこでも回転させてから1個のボーナス数字の球を取りだします。
このようなことからも、次回のセット球がどれになるのかなどを予想する事で、当選確率を上げられるのではないかと言われていますが、10種類もあるわけですからどれが次回の抽選で利用されるのかの予想は難しいところです。