不動産投資用の物件を探している時、どの位の利益率がある物件であるかは、収益物件に値するかの判断基準の一つになります。
一つ目は表面又はグロス利回りと言われ、不動産投物件の販売図面に良く記載されている大まかな収益の指標です。
計算方法は、年間収入を購入価格で割り算して、100で掛け算して出た数字をパーセンテージで表します。
二つ目は想定利回りで、現状は空室又は売り主が入居中の物件が賃貸に出した場合の参考収益指標です。
計算方法は、想定の年間収入に購入価格を割り算して、100で掛け算して出た数字をパーセンテージで表します。
相場賃料を元に想定して算出した数字になり、同じ家賃で入居が決まれば良いのですが、思うように入居者が決まらない時もあるので、実際には若干前後した数字になる事が多いでしょう。
最後の三つめの実質又はネット利回りとは、毎年実際に掛かった税金の金額やランニングコストを差し引いて算出されるもので、より正確な収益性を知る事が出来るため不動産投資をする際には重視すべき数字です。
計算方法は、年間収入から年間支出を差し引いて、その算出された数字を購入価格で割り、更にその数字に100を掛け算して出た数字をパーセンテージで表します。
収益率の高い良質な物件に出会う可能性はそう高くはありませんが、売主が売却を急いでいる場合や空室になる要因がある場合、また、不慣れなオーナーで値付け間違いが発生して、相場より格安な物件に出会える事もあるので定期的にチェックしましょう。