不動産投資において、金融機関からの融資は必要不可欠です。
良い条件での融資を受けられるか否かで、投資の成功への鍵を握ると言っても過言ではありません。
住宅ローンのように簡単な手続きとは異なり、不動産の投資目的での融資については、綿密な事業計画書の作成を求められる為、専門家と共に手続きを進めることをお勧めします。
銀行によって融資の条件に違いがありますので、不動産投資銀行を選ぶ際には、各銀行でどんなサービスを行なっているのか事前に調べておくと良いでしょう。
都市銀行は住宅ローンの利用者が多い印象ですが、最近は不動産投資の融資に対する審査基準が柔軟になり、自己資金額によっては良い条件で話がまとまる可能性もあります。
地方銀行は不動産投資の融資付けに積極的で、金利や融資期間等の諸条件を調べるだけでも、他との比較対象が行いやすく参考になります。
そして、地方銀行以上に不動産投資の融資に対して積極的なのがノンバンクであり、融資基準も緩く、結論が速いのがメリットです。
金利が5%以上の銀行もあるので、ノンバンクの利用には自己資金を多めに準備することや購入後短期間で売却することを検討して、高利回りの物件に絞るなどの対策が必要でしょう。
不動産投資銀行を選ぶ際には、金融機関によって融資の上限額が異なりますので、自己資金の準備出来る金額も考慮して確認することが重要です。
そして、返済期間と金利、繰り上げ返済の可否についても知っておくことが大切で、金利の数値や返済期間の少しの違いで返済額が変わる可能性が高いのでしっかり確認しておきましょう。