不動産投資をするのであれば、中古ワンルームマンションや中古ファミリータイプマンション等のような区分所有の物件よりも、アパート1棟の方が運営の自由度が効きます。
中古ワンルームマンション等を保有すると、専有部については自分の好きなようにすることができますが、共有部については管理組合で議論をしてもらい、承認を得なければなりません。
中古ワンルームマンション等の投資用の物件においては、費用をかけたくないと考える人が多いので、リフォームなどして資産価値を上げようと思っても、なかなか実現することができないものです。
その点、アパート1棟保有している場合には、自分しか持ち主がいないので、迅速なリフォームを手掛けることができます。
エントランスを綺麗にするのも自由ですし、配水管をいじるのも自由です。
意思決定が早いため、自分のやる気さえあれば、魅力的なアパートを作っていくことができます。
サラリーマンのように平日に仕事があるような人は、不動産投資も片手間に考えていると思いますので、中古ワンルームマンション等の方が向いていると言えますが、もしも、自分ですべて面倒を見たいと思っているのであれば、中古ワンルームマンションはもどかしさを感じます。
無理して中古ワンルームマンションを買わず、もう少しお金を貯めてからアパート経営を始めるというのもひとつの選択肢です。
区分所有物件と1棟と、どちらの不動産投資を選ぶかは自分次第です。