先物取引には、商品取引、金融取引の他に国債や株価指数を対象とするものまで沢山の種類があります。
先物という言葉にはあまり馴染が無いという人も、相場という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
小豆相場、原油相場などと表現しますが、市場価格の変動を利用して差益を得ようとする投機的な取引を指して言い、先物取引においても相場という言葉を使うことがあります。
投機的なイメージがありますが、資産形成の為の投資と考えれば商品市場も選択肢の一つです。
その中でも、安定性と将来性のある商品として金をお勧めします。
取引は将来の売買を約束するもので、例えば、半年後に1キログラムをグラム当たり3,000円で売るというように、将来のある時期における商品取引の形態で、メリットとしては、売りからでも買いからでも開始できることが挙げられます。
決められた期日までに反対売買を行い、差額を決済して取引を終了することができるので、将来価格が上昇しそうだと予想できれば買いから入ることもできます。
反対に、将来価格の下落が予想される時は、売りから取引が開始できるのです。
しかも、現物を保有していなくても取引ができる点が強みで、FXと言われる外国為替証拠金取引や上場投資信託のような感覚で取引ができます。
但し、取引の際には担保として証拠金を預託しなければなりません。
預託した額の何倍もの額を取引するハイレバレッジ取引となることから、小さな価格変動で大きな利益を産みだす点も魅力があります。