約9,000万人の人口を持ち、これからも労働力人口が増加傾向にある上、勤勉な国民性と新興国の中でも安い労働力を求めて海外企業の工場進出も多い、ベトナムへの投資が現在注目されています。
そこで、証券会社各社ではベトナム株を組み込んだ投資信託の商品などの販売を行っていますが、中にはベトナム株への直接投資が行えるところもあります。
アイザワ証券は、買付が月・水・金曜、売付が火・木曜となっており、当日の日本時間の10時までに受注した注文を1次注文として寄付前に発注、10時から14時までの受注を2次注文として後場の寄付前に発注する方式です。
売買単位は10株以上からで、10株単位で2万株未満まで売買ができます。
SBI証券も買付が月・水・金曜・売付が火・木曜で、10時までの受注が当日発注分として処理され、17時から24時までは翌日発注分として処理されますが、10時から17時までと19時から19時30分まではメンテナンスのため発注ができません。
取引単位は銘柄によって異なり、注文は指値のみになっています。
両社ともにベトナム株には外国人枠の買付規制があるため、これに該当した場合には買付ができないケースがあるので、その点には注意が必要です。
ベトナム株を販売している証券会社はその他にも多くありますが、それぞれ取り扱う銘柄が限られている場合や、特定口座が利用できるかどうかといった点が異なっています。
また、新興国ならではのカントリーリスクはもちろん為替リスクもあるので、こういった点にも留意して投資を行いましょう。