ベトナムの経済情勢としては、2000年から2010年にかけては実質GDPで7%の高成長を誇り、日本を含めた海外からの株式投資がブームとなり、2007年頃には株価指数もピークを迎えました。
しかし、2011年からの成長率は低迷しており、株価も急落して横ばいの状態が続いています。
日本と同じく不良債権の処理が課題となっていて、こうした問題が解決出来れば、まだまだ発展途上であるこの市場が成長する余地はあると言って良いでしょう。
そんな成長の見込めるベトナムの株を売買する時に選択肢の一つとなる現地の証券会社ですが、2013年のホーチミン証券取引所でのシェアが1位なのはホーチミン市証券で、2位はサイゴン証券です。
サイトが現在は日本語対応ではなく英語とベトナム語ですが、日本人でも口座を開設出来るのはもちろん、日本語でのサポートもあります。
そんな中5位に入っているVNダイレクト証券は、ベトナム初のオンライン証券会社として日本語サイトも用意されており、他のサイトよりも詳細が分かり易いのが特徴で、ネット取引という事から手数料が安価なのは日本と同様です。
いずれの証券会社も口座の開設にはパスポートと無犯罪証明・渡航証明書をどちらも警察署・大使館等の関係機関に認証、発行を受ける必要があります。
費用は自分で行なった場合、約4万円から5万円ほどかかるので、口座の開設の代行業者に依頼するのが一番手間を省けて、コストパフォーマンスの良い方法となっています。
この機会に、現地の会社で株への投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。