投資を考えている方には海外の企業に株式投資をすることをお勧めします。
何故なら今は昔に比べ、円高だからです。
外国株式は日本の証券会社でも積極的に扱っているところがありますが、取り扱っている銘柄が異なるので、自分が投資をしたい銘柄があるのかどうかをまず確認しておくことをお勧めします。
今はアメリカの株式市場は比較的堅調ですが、今までにない円高のおかげで、円を保有している人は、外国株式を割安に保有することができます。
海外の企業の特徴は、日本の企業と違って効率性を徹底しているということです。
日本ではしばしば株主優待などを行っている企業を目にしますが、アメリカやヨーロッパの企業では、株主優待は効率性が悪いという理由で行われていません。
その分、配当や自己株買いなどで還元しており、これはある意味、公平な株主還元です。
外国人投資家が株主優待を行っている企業の株を購入しても、優待を受けられることはできません。
しかし、配当であれば、口座に振り込まれるだけですから、手にすることは容易です。
ちなみに、日本の証券会社で外国の株式を保有している場合、議決権を行使できるわけではありません。
そのため、投資企業から株主総会の案内などが送られてくることは無いので知識として覚えておきましょう。
もしも、議決権を行使したいと思っているのであれば、日本ではなく、その企業が属している国の証券会社で口座を開き、株式投資をする必要が出てくるのです。
この点に注意しながら、海外での株式投資を実践していきましょう。