主に欧米における様々な世の中の出来事を賭けの対象として主催している会社を、ブックメーカーと呼びます。
賭けの対象は競馬やスポーツから、政治的選択や戦争の行方、クリスマスに雪が降るかどうかといったところまで多岐に渡っています。
基本的にそれぞれの国の法律で許可されており、欧米では一般的なビジネスという認識です。
どんな業界でも言える事ですが、中には悪質な業者も存在し、買ったのに配当を支払わなかったり、オッズを後で操作したり、出金に応じないといった対応がずさんな会社もあるので、最初は大手の名の知れたところから始めた方が賢明でしょう。
近年、このブックメーカーを利用した投資法が注目されています。
2つ以上の市場で取引される商品やサービスの価格の差を用いた裁定取引は、日経225先物などで以前から行われていましたが、この仕組みを用いて複数存在するブックメーカーのオッズを組み合わせて、払戻率を100%超える状態の時にだけ賭け、試合結果に関わらず賭けた金額以上の配当が返って来るようにするのです。
この投資法を始めるには、インターネット接続可能なパソコンが必要となりますが、複数社へアクセスするので、ある程度処理速度が高いパソコンと通信速度の速いネット環境の方が有利でしょう。
また、オンライン決算時の本人確認の為にパスポートや運転免許証等の本人確認書類が必要です。
理論上は100%利益をもたらす投資法ですが、小さな利益をコツコツと積み上げる性質を持ち、賭ける試合の間違えやマックスベットが足りないといったリスクが生じる場合もあるので、その点に注意して投資を行いましょう。