投資信託とは、多くの投資家から集められた資金を1つのファンド(基金)にまとめて、ファンドマネージャーと呼ばれる運用の専門家が、株や不動産、債権などに投資を行う金融商品です。
株式の場合は、ハイリスクハイリターンでもあります。
また株式は、ある程度の資産を持っていないとたくさんは買えません。
そのため、数社の会社の株だけ買ったとします。
すると、その中の会社が倒産した場合、その株は紙くずとなってしまいます。
投資信託は、多くの投資家からの資金をまとめて運用を行っていますから、数多くの株式や債券などに投資を行えます。
こうした分散投資を行うことで、リスクの低減につながるのです。
また株式の場合は、投資家自身が運用していかなければならないので、さまざまな運用に対する知識が要求されますし、勉強の時間、情報収集の時間、タイムリーに売買する時間など、とにかく時間に余裕がないとできません。
一方投資信託は、投資のプロが投資家の代わりに運用を行ってくれますから、投資家自身は最低限の知識があれば、始められます。
ちなみに、金融庁の監督のもとで、販売会社というところが運営、販売を行っているのですが、証券取引法などさまざまな法律の下、組成や運用にかかる規制、投資家保護を目的とした販売規制が適用されています。
つまり、金融庁監督の下で、厳しく管理、運用されているのです。
監督官庁が金融庁なので、証券会社や銀行、保険会社などに限られています。