安定的な収入を求めて、中古ワンルームマンションで不動産投資をしたいと思っている人は多いものです。
しかし、中古ワンルームマンション1戸目で空室が続いたりすると、そこで諦めてしまうということが初心者にありがちなパターンです。
もしも、中古ワンルームマンション投資をしようと考えているのであれば、最初から3戸以上保有することを目標とすることをお勧めします。
なぜならば、3戸以上保有するようになると、空室リスクの分散効果が発現し、なおかつ家賃収入が加速度的に増えていくからです。
中古ワンルームマンションを1戸しか保有していない時は、稼働率が0%か100%でしかありません。
入居者がいれば、稼働率は100%であり、いなければ0%ということです。
これが、中古ワンルームマンションを2戸保有するようになると、0%、50%、100%となります。
そして、3戸保有するようになれば、さらに稼働率のパターンが増えます。
これが、空室リスクの分散というわけです。
3戸も保有すれば1戸空室になっても、他の2戸の家賃収入でローン返済も管理費や修繕積立金の支払いも賄うことができてしまいます。
満室運営が続けば、手元キャッシュも貯まりやすくなり、4戸目、5戸目が2戸目、3戸目よりも早い時期に手にすることができるのです。
最初の1戸目を保有している間は、不動産投資の勉強の時期ですから、1戸目がその後の不動産投資の指針となります。
空室が続いても、それをどう克服するのかを考えていきましょう。