先物取引には、いろいろなものがあります。
金や銀、プラチナや原油、ガソリン、灯油、穀物から通貨まで、何でも取引できる時代になりました。
しかしながら、これだけバラエティーに富んだものを取引しているにも関わらず、それらの先物取引チャートは大変似通っており、どれか一つの銘柄でしっかりと取引ができる方は、他の銘柄にチャンスがあればいち早くつかむことができるので、勝利の幅がぐっと広くなると言えます。
その先物取引チャートの見方ですが、基本的にローソク足をみて取引する方が多いと思いますので、一般的にダウ理論を理解することができればチャートの見方はぐっと変わってくることでしょう。
ダウ理論は、インターネット上で簡単に検索することができるので、ぜひ一度、調べていただきたいと思いますが、簡単に説明しますと、トレンドは明確なシグナルが出るまで継続する、という至極単純なもので、したがって、トレンドに沿って取引していれば、基本的に勝てるのです。
トレンドが発生しているかどうかは、直近の最高値(最安値)を切り上げているか(切り下げているか)で判断します。
直近の最高値を切り上げていれば、明確なシグナルが出るまでは上昇トレンドが続きますし、直近の最安値を切り下げていれば、明確なシグナルが出るまで下降トレンドは続きます。
この特徴を押さえていれば、上昇トレンドでも下降トレンドでも対応が可能な、つまり買いからも売りからもポジションを持てるFXなどはチャンスをつかみ易いといえます。