宝くじの抽選は、立会人が出席し全て公開されて行われますが、数字選択式の宝くじであるロト6抽選番号から当選を決定する時には、遠心力を利用した電動型抽選機の夢ロボくんを使用します。
夢ロボくんは、ロト6の抽選の他にもロト7やミニロトの抽選にも使われています。
ロト6の抽選の時には、抽選番号数字である1から43の数字が書かれたボールを43個使用し、無作為に抽選します。
抽選会が行われる会場は宝くじドリーム館で、宝くじの普及活動という事で常設となるこの施設は世界でも大変珍しく、東京都中央区と大阪府大阪市に開設されています。
抽選会場としてだけでなく、宝くじの歴史に触れられるコーナーや現金一億円の重量を体験出来るコーナーもあり、楽しい時間を過ごせる入場無料の施設です。
さらに、抽選会場には30席ほどの客席もあり、年末ジャンボ宝くじ等の抽選会場にもなっているため、ニュースで見た経験がある方も多いでしょう。
以前は東京宝くじドリーム館でのみ抽選が行われていましたが、平成18年度3月より災害対策で大阪宝くじドリーム館でも開催されるようになりました。
ロト6の場合は、毎週月曜日と木曜日に抽選が行われています。
ステージ上の床は一部が円形の回転式になっていて、バックパネルを境に半分のエリアにロト6抽選番号の当選決定をする夢ロボくんがいます。
もう半分にはナンバーズの抽選番号から当選をナンバーズサイドと命名されていて、この床が回転する事でその日使用する抽選機がステージの上に出てくる仕組みです。