証券会社でかかる手数料としては、株式投資などを行う時にかかる取引手数料が一番分かりやすく、約定金額によってこの額は変動しますが、通常はネット証券の方が安価となっています。
以前までは、証券会社に口座を開設する時には開設手数料が必要で、口座を開設した後も口座管理料と言われる手数料がかかるのが一般的でしたが、現在ではほとんどの会社でこれらの手数料は無料です。
そこで例外を紹介すると「るいとう・株式累積投資」という商品は、毎月一定の金額で証券会社が設定している株式の銘柄から任意の銘柄に投資を行うもので、基本的に1万円から1,000円単位で100万円未満までの投資ができ、手軽に始められる方法となっています。
その取引のメリットとしては、毎月決まった額で同じ銘柄を購入する特性から得られる買付単価の平準化の効果で、それによって株価の動きに関するリスクを分散する事が可能です。
しかし、会社によっては口座管理料がかかってしまう場合があり、口座管理料がかかるのは一部のケースですが、会社や取り扱っている金融商品の種類によっては、取引のコストをしっかり把握することが必要になります。
例えば、国内株式と同様の感覚で海外株式の取引をした場合には、多くの場合には海外株式の売買手数料の方が高く設定されている他、投資信託の場合、同じ商品でも販売会社によって販売手数料が異なります。
こうした手数料を良く確認してから取引を行うように心掛けましょう。